時の経つのは早いもので、ケトジェニックダイエットに挑戦し始めてからすでに6日目となりました。今回は、前回からの経過をお知らせするとともに、その後の身体的及び精神的な変化について話します。

この6日間で、顔はかなり細くなりましたが、腹部やその他の部位における脂肪は見た目ほどには変わっていません。ただ、瞼の脂肪や目の下の脂肪、それに指先の脂肪など、体の先端にあった余分な肉は少しずつですがなくなっています。

さらに、体のむくみ(手や足、特に顔)が消えました。それでは土曜日以降の状態変化を曜日ごとに見てみましょう。

スポンサーリンク

中高年が脂肪を落とすためのケトジェニックダイエット実践記録 6日目

ここで結論を述べるのはいささか早い気もしますが、ケトジェニックダイエットは、健康な成人にはあまりおすすめできる痩身法ではありません。その理由を以下で述べます。

肉体は極度のストレスにさらされる

たった6日しか実践していないにもかかわらず、体はかなりの変調をきたしています。ケトジェニックを行った人の話を聞くと、「あまりお腹が減らない」と言われていますが、空腹はかなりのものです。

私の場合が特別なのか、比べる材料が無いので明確にはできませんが、糖分をカットすることによる空腹感はすさまじいです。多くの挑戦者が、この空腹に耐えきれずに諦められるそうですが、それは完全にブドウ糖に魅入られた人かもしれません(笑)。

自慢ではありませんが、ギャンブル依存症を克服した時と同様に、興味の対象を他に移すことと、精神をニュートラルな状態に置く練習をすれば達成は可能です。糖分を欲しくなるのは最初の3日目までであり、その後はそれほど執着しません。

ただし、短い間隔で食物を補給する必要があり、これを怠ると空腹感が一気に加速します。この記事を書く少し前がちょうどその状態であり、本当に腹の虫が鳴り止まず、思わず執筆を途中で投げ出してキッチンに走りました。

ケトン体が分泌されているかが分からない

実のところ、私もまだ試験紙を使った検査をしていません。Amazonで注文をしたところ、配達までに一週間ほどかかるということだったのでキャンセルしたからです。販売者を再確認したところ、発送先は中国でした。

 

試薬がなければ、ケトン体が血管内に十分あるのかどうか確認するのは容易ではありません。しかも、腹部などの痩せて欲しい部分は後になるので、結果が見えるまでにも時間がかかり、モチベーションを維持するのはかなり困難です。

始めの数日間は意識がはっきりしない

私の場合は、ふわふわと宙を漂うような、地に足の着いていない感覚が4日ほどありました(厳密には3日目と4日目)。眠いようなだるいような、とにかく覚醒していない中途半端な気分です。

自宅で仕事をされている方ならまだ対処の方法もありますが、お務めの方には厳しいと思います。倒れるほどのことはなくても、かなりヨタヨタです。足がもつれてどうのとまではいきませんが、少なくとも知的作業はできません。

そんなこんなで、体が糖分を必要とせずとも機能するようになるまでの間は、いつもと同じように生活することは難しいと言えるでしょう。もちろん、体がケトン体に順応すれば全く問題はありません。ですが、ケトン体が生成されてからも少し問題は起こります。

内臓器官(特に胃)が正常に働いていないような気持になる

これは、私独自の感覚なのかもしれません。そもそも、このダイエットを始めたきっかけが、「胃炎を早く治したいから」でしたから。おかげさまで、胃炎による腹痛はなくなりました。ただ、消化不良で一晩中目がギンギンに冴えていた日があり。けっこう苦しかったです。

もし、ケトジェニックダイエット中に膨満感に襲われることがある場合は、市販の薬を飲まずに「すりゴマ」をスプーンに一杯くらい食べるといいでしょう。ゴマには整腸作用があり、食物繊維が便秘の解消に一役買うそうです。私は便秘とは無縁ですが、すりゴマを食べた後は妙に胃の調子が良くなりました。

きなこでもいいのですが、ゴマの方が用途も広く、色々な料理にも使えるので便利です。ケトジェニックダイエット中にヨーグルトを食べるのはおすすめしません。ですが、ダイエットが開ける二週間後には、すりゴマ入りのヨーグルトを食べようと思っています。

それでは、この3日間の体調変化と食事についてお話しします。

スポンサーリンク

10月21日~23日までの記録

10月21日(日)

これまでの4日間では、始めて目が覚めたような気分になれた日です。それまであった眠いような感覚はなくなり、頭ははっきりしていました。前日(20日)は少し熱があるようで、頭も痛かったのですが、この日は朝から「気分爽快!」と言ったところです。

不思議なことに、この日だけはそれほど空腹感に見舞われなかったように思います。もちろん、原因は分かりません。依然として、食後の睡魔に襲われることも無く、以前のように映画を見ながらうたた寝をすることもありませんでした。

10月22日(月)

エネルギーが体中にみなぎっている感覚です。少なくとも、糖分を摂取していた頃とは活力が違っています。「元気になった」と言うには語弊がありますが、何か新しい栄養ドリンクでも飲んだような気がしました。

しかしながら、食事を忘れたときの空腹感はすさまじく、カタボリック(異化)が起こっているのを実感できるくらいです(笑)。さらに、運動後のエネルギー消費も、糖分を摂取していた時に比べれば激しいような気がします。

今回は、筋トレを行う30分前にプロテインシェイクを飲んでいたので、それほどのエナジードレインは感じませんでしたが、もし後になっていたらかなり応えていたでしょう。ケトジェニックダイエット中に筋トレをするのなら、できれば、プロテインはトレーニングの前後で摂取した方がいいかもしれません。

嬉しいことに、大胸筋の上を覆っていた脂肪が、少し落ちたように感じます。わき腹の脂肪は着実に少なくなっています。

10月23日(火)

体の内部でまた新たな変化が起こっているのか、この日はあまり体調がすぐれません。胃がもたれた状態のまま、消化不良を起こしたのもこの日の朝でした。その状態は午後2時くらいまで続き、あまりの気分の悪さにトイレで吐こうかと思ったくらいです。

しかしながら、2時過ぎに無理やり食事をしたことで体調が急変。膨満感はなくなり、その後は強烈な空腹感に襲われました。この状態変化が、ケトジェニックダイエットによって起こされたのかどうかは正直不明です。ただし、ケトン体質になっているのは確かであり、そのサイドイフェクトである事実は否めません。

不思議なことに、昨夜はかなり大胸筋を追い込んだトレーニングをしたつもりが、今日は筋肉痛にはなっておらず、HMBを飲んだ時と似た感じがしています。

 

以上が、ここ3日間の途中経過です。まだ一週間にもならず、この先の変化に期待が持たれます。今のところ、「糖質を取りたい!」といった欲求に駆られることはなく、気分的にも安定しているようです。消化不良も腹痛もありません。

スポンサーリンク

ケトジェニックダイエットのサイドイフェクト?

サイドイフェクトとは、その名の通り「副作用」です。とは言え、必ずしも悪い事ばかりとは限りません。

お恥ずかしい話、このダイエットを行う少し前までは、昔のことを思い出しては腹を立てることがよくありました。原因は未だに分からず、瞑想や自己暗示によってしのいできたものです。それが、ケトジェニックダイエットを始めてからは、昔の悪い記憶が全く再生されなくなりました。

「ここしばらくは忙しくしているから、過去の事を思い出している暇がないのかな?」とも思いましたが、どうやらそうではないようです。元来、「イラッ」とする質ではありましたが、けっして気が短いわけではなく、本気で切れることはありませんでした。ところが、日本に帰ってからは極端に腹が立つことが増え、一人で気分を害していました。

それが、この一週間というものは、ほとんど過去の嫌なことも思い出さず、怒ることもありません。食事の内容によって性格が変わるとはよく聞きますが、まさかここまでの変化があるとは驚きです。考えられるのは、ブドウ糖エネルギーがケトン体に換わることで、何らかの科学変化が起こったとみなすのが妥当でしょう。

あたかも、軽油が一気にジェットフュエルに変わったような感じがします。はたして、ブドウ糖にも質の良し悪しがあるのかどうかは分かりません。が、少なくとも、てんかん治療にケトン体が効果的なことや、糖尿病患者にとってケトンが延命に役立つことを考えれば、何かの違いはあるのでしょう。

とりあえず、この数日間で顕著な効果が見られたのは、怒りがことのほか抑制されていることです(しかも、自分では全く意識しないうちに)。

この3日間で取った食事の内容

10月21日(日)

チーズと豆腐を主食とし、間食代わりにプロテインシェイクを飲み、夕食には鳥の胸肉を食しました。以前は牛乳を飲んでいましたが、ダイエット中は牛乳を止めて緑茶、コーヒーは止めて水を飲んでいます。プロテインシェイクには、生卵をミキサーで混ぜて飲んでいます。

脂質の摂取はあまり気にせず、食材を炒める場合はゴマ油かバージン・オリーブオイルを使います。現在のところ、ココナッツオイルは使用していません。

10月22日(月)

基本的には毎日ほぼ同じ食事をします。チーズを間食にして、肉を主食とする場合と、チーズを間食に豆腐を主食とする場合に分けます。筋トレを行う日は、プロテインシェイクは間食になりません。夕食は、白菜と豚肉の重ね煮でした。

この日から、糖質のほとんど入っていない豆腐精製食品(大豆のお肉)を食べています。卵は、一日に5~6個食べます。卵白と卵黄は分けません。

10月23日(火)

昼食には夕べの残りである豚バラと白菜の重ね煮を、この記事を書く前には卵2個にゴーダチーズを10グラムほど混ぜてオムレツを作りました。まだ少し胃もたれがあるので、様子を見ながらすりゴマを食べています。

これから夕食になりますが、まだ献立は考えていません。おそらく、魚の干物か、サーモンになると思います。

以上が、ここ3日間の食事と食材です。

まとめ

1. ケトジェニックダイエットは、続けるのがかなり困難。できれば、知的作業をしなくてもいい時を見計らって行うのが懸命。

2. ケトン体が生成されているか調べるには、試験紙が必要。目視出来ないのでモチベーションを維持するのが難しい。

3. ケトジェニックダイエット中は、短い時間でこかまに食事をするのが良さそう。空腹感がすさまじく、多くの人はこれが原因で断念する。

4. ケトジェニックダイエット中は、内臓器官に負担がかかるのか、消化器官の働きが鈍る可能性がある。

5. ケトジェニックダイエットの嬉しいサイドイフェクト。個人差があるとは考えられるが、私の場合、腹が立つことが少なくなった。特に、昔のことを思い出して気分を害することがなくなった。

 

以上が今回のまとめです。

終わりに

見た目にも変わらなければ、いくら体重が落ちてもダイエットの効果はないに等しい、と思っています。極端な意見ですが、苦しいケトジェニックダイエットを行っているのですから、少なくとも腹が割れるのは当たりまえ。血管が浮き出るくらいには脂肪は減っていただかないと、とおもっています(笑)。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、また次回もお楽しみに(次は金曜日にお会いしましょう)。

 

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事